新刊情報

人の成長に関わることのできる「マネジメント」とは、本来やりがいのある楽しい役割です。しかし、「管理職としてどう部下と接していいかわからない」「やる気が湧かない」「管理職になりたくなかった」という声は少なくありません。そこで、実践心理学であるNLP(Neuro Linguistic Programing=神経言語プログラミング)をベースに置いた「働きがい心理学」で、管理職の悩みを解決するのが本書です。著者は、これまでに300社・2万5000人以上の管理職を支援してきた超人気研修講師です。自身も大手製薬会社でマネジメントを経験した後に、もっと多くの人に「働きがい」を伝えたいと一念発起して、人材育成やキャリア教育支援の世界に取り込みました。本書では、管理職として部下と良好な人間関係を築くために、自己の心理と相手の心理を読み解き、自分の心の壁、部下の心の壁、組織の壁の3つの壁を打ち破る48の実践事例を伝授します。

 

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本書のポイント

POINT1
管理職がマネジメントを楽しめ、
元気になることができる。

POINT2
豊富な実践事例から、現場での
取組の具体的ヒントを得られる。

POINT3
実践心理学NLPをベースに、
人と組織の心理を読み解ける。

NLPとは
NLPは、1970年代に米国カリフォルニアで始められた言語学と心理学を組み合わせた実用的な学問です。創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが、当時の天才セラピストとして非常に有名だった3人(フリッツ・パールズ、ミルトン・エリクソン、バージニア・サティア)の優秀性やコミュニケーションのパターンを徹底的に分析・研究することでNLPが生まれました。NLPは、その効果や即効性が非常に高いと評判になり、瞬く間に、多くのセラピストやカウンセラーに広まりました。現在では、NLPの手法が自己実現にも効果的であることから、医師、弁護士、ビジネスパーソン、教師、スポーツの世界にも広がっています。

 

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本書の内容

働きがい心理学は、人の究極の欲求と言われる自己重要感と自己成長をベースにしています。自己重要感と自己成長が働きがいを生み出すのです。本書では、管理職の皆さが働きがいを感じるために、自身の心の壁を読み解く、多様な部下の心の壁を読み解く、組織の心の壁を読み解くといったテーマで綴っております。

自己重要感とは?
人は自分自身のことを価値ある存在だと思いたいし、他人からも自分のことを価値ある存在だと思ってもらいたいといった究極の思いを持っているとされます。深層心理には、自分を認めてもらい、自分の存在価値を確かめたいという欲求を生まれながらにして持っているのです。

自己成長とは?
働きがい心理学では、ニューロ・ロジカル・レベルの移行を自己成長としています。ニューロ・ロジカル・レベルとは、アメリカの博士であり作家でもあるロバート・ディルツ氏が、イギリスの人類学者グレゴリー・ベントソン氏の考えを体系化したもので、人間の意識を6つの階層に分類したものです。

自己重要感と自己成長を生み出す5つのポイント
① 定期的なピットイン(内省)の時間を持つ。
② ワクワクすることを軸に自身の人生をつくる。
③ 日頃から心の声に意識を傾ける。
④ 目の前の事象や他者からの言葉をFBと捉える。
⑤ 他者の自己重要感を満たす関りを意識する。
※FB…フィードバック

 

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目次

マネジメントのイライラが消える!
実践「働きがい心理学」
~上司・部下・組織の“心の壁”を破る48のヒント~

  • 第1章 自分の心の壁を読み解く
  • 第2章 多様な部下の心の壁を読み解く
  • 第3章 組織の心の壁を読み解く

第一の壁:管理職になりたくなかった!
第二の壁:管理職の仕事が務まるのか不安…
第三の壁:部下の仕事ぶりが気になって仕方ない!
第四の壁:弱音を吐いてはいけない!
第五の壁:自分ばかりが忙しい気がする…
第六の壁:自分が目立ちたい!
第七の壁:部下に仕事を任せるのが怖い!
第八の壁:部下に厳しいことが言えない…
第九の壁:管理職は孤独…
第十の壁:自分のコピーが欲しい…
第十一の壁:私も休みたい…
第十二の壁:自分のモチベーションが上がらない…
第十三の壁:キャリアのつくり方がわからない…
第十四の壁:リモートワークで見えない部下が気になる!
第十五の壁:面談の時間が苦痛…
第十六の壁:目標未達が続いていて凹む…
第十七の壁:忙しくて時間が足りない…
第十八の壁:部下に想いが伝わらない…
第十九の壁:部下の言い訳に腹が立つ!
第二十の壁:リモートワークでのコミュニケーションは難しい…

第二十一の壁:主体性がない部下…
第二十二の壁:本音を出さない部下…
第二十三の壁:何を言っているのか的を射ない部下…
第二十四の壁:人のせいにばかりする扱いづらい部下…
第二十五の壁:意思疎通が難しい若手…
第二十六の壁:年齢ギャップで会話が続かない若手…
第二十七の壁:プライドが高くて扱いにくい部下…
第二十八の壁:いきなり辞めたいと言ってきた部下…
第二十九の壁:ライフ重視でさっさと帰る部下…
第三十の壁:やりたいことが無いと言う部下…
第三十一の壁:偏見を持ってしまいがちな女性部下への対応…
第三十二の壁:セクハラが怖くて、寄り添いにくい女性部下…
第三十三の壁:思いが掴みにくい女性部下…
第三十四の壁:お世話になった先輩が自分の部下に…
第三十五の壁:バブル世代の部下…
第三十六の壁:中高年人材の動機づけが難しい…
第三十七の壁:体力や気力が衰えてきた60代部下…

第三十八の壁:部下同士の仲が悪い…
第三十九の壁:働き方改革に本気になれない…
第四十の壁:働き方改革と上手に付き合うには…
第四十一の壁:リモートでも質の高いコミュニケーションを!
第四十二の壁:仕事は“出来る人”に偏る…
第四十三の壁:非生産的な会議が多い…
第四十四の壁:会議が盛り上がらない…
第四十五の壁:部門間の壁が高い…
第四十六の壁:空まわりする組織マネジメント…
第四十七の壁:ネガティブ思考がはびこる…
第四十八の壁:部下が定着しない…

著者プロフィール

田岡 英明 
株式会社働きがい創造研究所 取締役社長

1968年生まれ。東京都出身。これまで300社超、のべ25000人以上に対して「働きがい」や「リーダーシップ」を伝授してきた「働きがい心理学」の第一人者。山之内製薬株式会社(現在のアステラス製薬株式会社)でMRとして優秀な成績を収める一方、若手を育てる勉強会「ひよこ倶楽部」を独自開催。現場で培った人材育成の力を多くの企業に伝えるために、2014年に株式会社FeelWorksへ入社。管理職向けのマネジメント研修や、若手・中堅向けのマインドアップ研修など、多くの企業研修で講師として活躍。また、迷える若手からシニア層まで幅広く支援するキャリアコンサルタントとしても活動中。2017年に中小企業の人材育成支援や、働きがいを育む講師として活躍したい人をプロに養成するために株式会社働きがい創造研究所を設立し、取締役社長に就任。「働きがい」をテーマにした組織開発や、実践心理学NLPを応用したトレーニングを展開している。著書に『マネジメントのイライラが消える! 実践「働きがい心理学」』(FeelWorks)、共著に『一生働きたい職場のつくり方』(実業之日本社)、『ダイバーシティの教科書』(総合法令出版)など。職場のつくり方』(実業之日本社)、『ダイバーシティの教科書』(総合法令出版)など。

 

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