組織開発

iWAM診断テスト

iWAM(アイワム/Inventory for Work Attitude and Motivationの略語)とは、職場における思考・認識スタイルのことであり、iWAM診断テストはそれを可視化するための総合適性検査です。具体的には、個人の興味・関心、価値観(職場での選択の傾向)、動機(行動を起こす元になる欲求や意欲)などを測定できます。ベルギーのジョブイーキュー(jobEQ)社を創設したパトリック・メルレベーデ氏によって1981年に開発されたもので、現在は18言語に対応。世界30カ国で活用されています。診断の所要時間は約30分。テストサイトにアクセスし、40問の質問に回答すると、「パーソナルレポート」「チームレポート」「卓越モデルレポート」という3種類の分析レポートが作成されます。これらのレポート結果をさらに精査することにより、組織課題の真因を特定するのです。

パーソナルレポート

個人の思考・認識スタイルを分析したレポートです。自覚しやすいスタイルと、自覚しにくいスタイルが可視化されており、従業員間のコミュニケーションギャップ要因が明らかになります。パーソナルレポートは、思考・認識スタイルの特徴が文章で説明されている「セクション1」、思考・認識スタイルの絶対値とスタンダードグループを比較した相対値が表示されている「セクション2」、思考・認識スタイルの相対値が高いものから順にリストアップして、モチベーションに影響する言葉(影響言語)が表示されている「コミュニケーション」、思考・認識スタイルの全体的なバランスがグラフでわかる「アティチュードソーターホイール」という4セクションで構成され、1人につき1冊(約20ページ)提供されます。

チームレポート

チーム全体の思考・認識スタイルの傾向を分析したレポートです。チーム全体の特徴を可視化されており、チーム全体の強みと改善点が明らかになります。チームレポートは、思考・認識スタイルごとに、チームメンバーの数値を一覧表で表示している「チーム比較レポート」、チーム全体の特徴をランキング形式で表示している「チーム分析レポート」の2セクションで構成され、1チームにつき1冊(約50ページ)提供されます。

卓越モデルレポート

業績優秀者と業績不振を比較して、業績優秀者の思考・認識スタイルをモデル化したレポートです。業績優秀者の特徴が可視化されており、業績不振者の改善・向上すべきポイントが明らかになります。卓越モデルレポートは、思考・認識スタイルごとに、チームメンバーの数値を一覧表にした「卓越モデル用チーム比較レポート」、選定された思考・認識スタイルをまとめた「卓越モデル」、卓越モデルを根拠に受検者を順位付けした「ランキングレポート」、卓越モデルと受検者の思考・認識スタイルの共通点・相違点を可視化した「個別参照レポート」という4セクションで構成され、1チームにつき1冊(約70ページ)提供されます。

iWAM診断テスト お問い合わせ

iWAM診断テストは組織開発のメニューですが、単体でお申し込みいただくことも可能です。